Google広告アカウントを作成することで、Google社の「キーワードプランナー」が利用できるようになります。
本ツールを利用することで、自分が書こうと思っている記事がどの程度検索されているのかをある程度知ることが可能です。
本記事ではキーワードプランナーの使い方と、記事のタイトル・構成の作り方を紹介します。
ツールの利用方法
1.Google広告にログイン後、「ツールと設定」内の「プランニング」より「キーワードプランナー」を選択
2.「新しいキーワードを見つける」を選択
3.検索ワード記入欄に検索したいワードを入力後、「結果を表示する」を選択
番号1~3はそれぞれ「検索したワード」「拡張ワード」「キーワード候補」が表示されます。
番号4,5には「月間平均検索ボリューム」「入札単価」が表示され、検索ボリュームが高い・入札単価が高いほど集客効果の高いキーワードであるとされています。
4.ワードを増やすことでさらにキーワードを絞る
例えば下記の例では、「一眼レフ」に加え「レンズ」と絞って表示しており、「一眼レフ」のみの場合と比較すると、月間平均検索ボリュームなどが少なくなっています。
ただし、検索ボリュームが下がることにより、他のサイトとの競合も減少するので、そのキーワードで勝負するっと言う考え方もできます。
さらに追加ワードとして「中古」を加えると、検索ボリュームがさらに下がります。
このように競合の少ないワードで、検索ボリュームのあるキーワードを利用するのも有効です。
5.右上の「キーワード候補をダウンロード」でCSV形式でデータを取り込む
以上がキーワードプランナーの使い方となります。
自分の書きたい記事はどの程度検索されているのかを本ツールを利用することで、あらかじめ調べることが可能です。
タイトルの作り方
キーワードプランナーで検索した内容から、ユーザーの求める情報は何かを考えます。
今回の例では、「一眼レフ」に加えて「レンズ」「中古」の関連ワードから、一眼レフカメラの中古レンズはどのようなものか?を調べたいユーザーが一定数いると仮定します。
中古レンズの購入について調べるユーザーの心理として、「中古を使うデメリットは?」「どこで売ってるの?」が考えられます。
例えば、これらを踏まえた上でタイトルを考えると、「一眼レフ用中古レンズのメリットとデメリット」となり、関連ワードとして「一眼レフ/カメラ/中古/レンズ/取り扱い店舗」などを記事中に入れることで、記事の方向性を決めることができます。
構成の作り方
このようにまずは読まれるためのタイトルと、記事の方向性とSEOの観点から「関連するワード」をまとめておくことで、より品質の高い記事を作成することができます。
あとはこれらの関連ワードなどから、ユーザーの求める内容に沿った構成作りをします。
考え方の一例
「中古レンズが気になる」ユーザーにとって、レンズの価格が気になるものだと判断し、「見出し1」にレンズの相場についてを書こう。
しかし、中古レンズに抵抗があるユーザーにとって、メリット・デメリットが何か?それらをまとめる必要があると考えられるので、「見出し2」でその具体例を書いてみよう。
中古レンズのメリット・デメリットについて理解できたら、どこで買えるのか?と疑問に思うと考えられ、「見出し3」で取り扱い店舗についてまとめておく必要があるな。
このように関連ワードを押さえつつ、読み手が必要としている内容をわかりやすく見出しにするのがポイントになります。
まとめ
せっかく書こうと思った記事がアクセスを稼げないのはとても辛いものです。
しかし、書きたい内容であっても、本ツールでキーワードを絞れば、検索されやすい記事になる可能性もあります。
記事や構成に迷っている方は、ぜひ参考にしてみてください。
本記事の内容と下記リンクの方法を利用すれば、「記事の外注化」に繋げることも可能です。
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