【オンラインで遊ぶ】Twitterで「じゃれ本」やったらカオスな結果に…

Twitterzyarebon やってみた

今私の中で大ブームな「じゃれ本」。

特殊なルールでリレー小説を書く遊びですが、中々みんなで集まるのは難しい。

メノクマ
メノクマ

じゃれ本やりてぇじゃれ本やりてぇじゃれ本やりてぇよ…

柴田さん
柴田さん

完全に中毒やな…リア友少ないし

そこでTwitterで、検証も兼ねてオンラインでやらないか?と投げました。

すると私を含め、合計10人の勇者に集まって頂くことができました。

一度、Zoonを使って実践しましたが、Twitterで開催するのは初めて。

(というか開催自体が初w)

今回はオンライン”遊び”検証も含めて、じゃれ本を実践した結果と

作品を公開します。

Twitterで「じゃれ本」やり方

じゃれ本の紹介記事でも少し触れていますが、実際に私が開催した方法を紹介します。

※オンラインでやりやすいように、実際のじゃれ本ルールとは少し変えています。

1.参加者のグループDMを作る。

グループDMは「掲示板」として活用します。ユーザー検索より、参加者全員分のTwitterIDを検索し、グループDMを作成。

2.改めて企画(遊び)の説明をする。(テンプレ丸コピOK)

やり方【準備編】

みなさま、お疲れ様です

いよいよ「じゃれ本」をTwitter開催します。

じゃれ本のルールに沿って、できるだけリアルな「じゃれ本」をTwitterで再現する努力をします

やり方【準備編】

今回、参加者は私含め〇名なので、じゃれ本を〇冊投入します

投入に際し、参加者様に「名詞」を〇個考えて頂きます!

例:非合法、デブ、魔法使い、スカートなど何でも この名詞はできる限り面白いものだと、あとで傑作に繋がります

※遅くなる方の分は私が代行します

※お任せもありです。

この名詞を10個ずつ、計〇個の名詞で〇タイトルのじゃれ本を作ります

10個の名詞で面白そうなのを1つ決め、その名詞のイメージを皆で出し合います。

例:非合法➡ヤバい、悪徳、真っ黒、怪しい、クズ

このイメージと、10個の名詞を組み合わせて一つのタイトルを作ります!

例:ヤバいデブ、悪徳スカートなど

これを〇セット、計〇タイトルで準備完了です!

やり方【実践】

やり方【準備編】 の方法でお題を〇つ決めた後、実際に回していきます!

今回、順番は予めランダムで決めさせてもらってます

私と〇〇さんスタート! 〇 〇さん、 〇〇さんがラストです。

(〇周回すのでご注意を)

自身の順番を確認し、次の方に送るため個別のDMを作っておいてください

執筆できたら、タイトルと執筆記事を次の方に2分以内にお回しください!

例【悪徳スカート】

あれは冬のとある雨の日、真夜中にも限らず、僕は一人、寂れた商店街をうろついていた。 どこの店も閉まっている。当たり前だ。 しかし、遠くで店明かりがうっすらと見える。 気になって近くに行ってみた。 すると

順調にいけば1人2分、約〇分に1回は記事が回ってきます。 最後の方はお手数ですが、執筆後に「終わった」連絡をこちらの掲示板に報告願います

〇タイトル終了後、1タイトルずつ回した順番通りに書いた内容を、掲示板でシェアして終了となります。

3.参加者から考えてもらった名詞を送ってもらい、それを「Googleフォーム」で投票アンケートで回答を得る。

ちなみにGoogleフォームを使うと、こんなアンケートができます。

※Googleフォームについては、下記記事で少し触れています。

<<手早く記事を作るには?!【記事の外注化】の方法を元ライターが解説

他の投票アプリ、またはDMでそのまま投票してもらってもOK

5.選ばれた名詞のイメージを出し合ってもらいます。

6.再度、Googleフォームでどのイメージが良いか投票アンケートを実施する。

7.投票されたイメージと、最初の名詞を組み合わせる

タイトルが決まったら、後は開始時間を決めてスタートです。途中、掲示板で盛り上げ・途中経過などで、どんどん活用してください。

Twitterで「じゃれ本」遊んでみた結果…

上述の方法で実際に遊んでみた結果と、途中経過を画像付きで紹介します。

割と初めて「じゃれ本」される方は、ルールが難しいかもしれませんので、掲示板で何度か概要を伝えればスムーズです。

結論から言うと、タイトル決めるところからカオスで最高w

ありきたりの名詞のイメージも、意外と参加者同士で異なるので、そこら辺も楽しめます。

※今回はじゃれ本2冊投入して検証しました。

タイトル①【ギリいけるおっさん

出てきた名詞

嫉妬・賞味期限・マミーポコパンツ・BBQ・秘密・枝豆・さばの味噌煮・泥棒・おっさん・猫

選ばれた名詞【賞味期限】イメージ

ギリいける・一週間くらい平気・牛乳・賞味期限からが勝負・焼けばなんとかなる・お惣菜セール・おつとめ品・日本からもってったやつだいたい切れてる・約束・わたし次第

タイトル②【肩についた豆腐とジンギスカン

出てきた名詞

クマ・鼻水・能力者・隣のジョニー・ジンギスカン豆腐・へしこ・お酒・正拳突き・アイス

選ばれた名詞【鼻水】イメージ

汚い・寒い・風邪・袖で拭う・肩についた・鼻くそ・永遠・透明

もうルール無視は当たり前w

タイトル決めるだけで掲示板は荒れまくり。

徐々に自分に回ってくる恐怖?と、どんな内容なのか、ハラハラドキドキの時間。

2分という枠で、物語を理解してストーリーを繋げていかねばなりません。

とりあえず思ったのは、企画とは言え普段絶対口に出さないような、汚い言葉をすんなり言えてしまう方が多いということw

(みんなゲスいぜ。)

変な汗!めっちゃ同感w

めっちゃ緊張するし、何かヤバいことやってる気持ちに…

期待と緊張、そして悪寒を感じながら、「次に回るのは誰か?」を楽しみます。

呑んでんじゃねぇ!

焼酎ブーストってなんだ?酒の力でストーリーに魔力が生まれ始めます。

みんな身体に異常が出始めます。確かに手先が冷える。

2週目の存在、そして2分という制限の重みがここでじわじわくる!w

じゃれ本の魔力と恐怖…いいねぇ

この辺りからストーリーがカオスになります。

途中、物語が行方不明になるなど、ホラーを感じざるを得ない状況にw

夜中にやると、プレーヤーが増えるみたいな

タイトルが長いので、自己流で略されていく。(豆腐の存在意義な)

Siriで読み上げ事故もあり、現場は騒然。参加者はメンタルにも影響が出始める。

そしてクライマックスへ。

ギリいけるおっさん、ついにその謎が解き明かされる。

誤ってFinにされた物語を無理やり持ち上げます。

みんなからの熱い視線、希望、ここが私の腕の見せ所。

参加者も涙が止まらない…

逃げに回る参加者、重すぎる責任が精神を崩落させていく。

そして「おっさん」は消える。

深夜にやると、異世界へと繋がるようです。

おっさんのエンドは譲らない。

おっさんを取り合う。

意外と同時に執筆するというミラクル!

みんな…苦労した甲斐があったよ…

という訳で、結果発表!

参加者の執筆順に物語を発表していきました。

完成した作品はこちら。

肩についた豆腐とジンギスカン

(すけ)
あれはまだ、暑さ残る9月のこと。
僕は一人、夜の繁華街にいた。
就活に疲れ果て、目的なく歩き続けていたのだ。
「ん、どこかでいい匂いがする」
匂いのする方に向かうと

(マーシー)
そこには思いもよらないものがあった。
自分でもびっくりした。
なんでこんなところにこんなものがあるのか。
どうしよう。誰に相談しよう。体の震えが止まらなかった。
疲れた身体のはずなのに、
何故か震えだけは止まらない。

(ジョニー)
震えがとまらない僕はお医者さんに相談しようと思い
病院に向かった。
はずだったが、ついたのは、、、どこだ?

(おくま)
到着すると、そこは居酒屋だった、、 なんだここは?そしてそこにいたのは、、 まさかの「アイツ」だった

(黒ヤギ)
あいつは言う。
「豆腐の角にだけは気をつけろ」
確かにジンギスカンのタレに気を取られていると豆腐の角に頭をぶつけてしまう。
しかし豆腐から離れようとすると頬にジンギスカンのタレがかかってしまう

(もじゃ)
つまり、豆腐の親方は枝豆であったわけだ。
しかし、脱獄を試みた今、私にその情報は不必要であった。

(キノ)
僕は颯爽と牢獄を後にして、走り去った。
もう枝豆にかまっているヒマはないのだ。
そうして、逃げおおせたと思ったところに、何とジンギスカンが…

(AICO)
ど、どうしてここが分かった!?
ジンギスカンはにやりとこちらを見つめている。
そうこうしている内に、振り切ったはずの枝豆に追いつかれてしまった。
どうする。いや、ここは行くしかない…!

(のま)
俺は足がもたつきながら必死に前へと進んだ。
「くそっ…早く動け、足!!」 後ろから追う枝豆の足音が聞こえてくる。
まだだ、まだこんなところでやられてたまるものかー…!!!

(すけ)
枝豆との戦いは意外にも苦戦。
だが今はダメだ、 ここでやられたら、あいつに合わせる顔がない…
ここはあの必殺技を使うしかない くらえ!

(マーシー)
必殺!!! →「人斬好かん!!」だめだ!
必殺技の名前がダサい!
心の中で必殺技を繰り出す前にそう思って手を止めてしまった。
もっとカッコいい技を!! いくぞー!!

(ジョニー)
必殺!! →ジンギスマッシュ!!
だめだ!これじゃない! また手を止めてしまった。
次こそかっこいい必殺技を!! いくぞー!!

(おくま)
ジンギスカンスマイル!!
この技は炸裂した。
悪党は尻尾を撒いて逃げ出した。村に平和が訪れた。
だがしかし、、
実は真の悪党はまだ残っていた、、

(黒ヤギ)
お、お前は…!
全ての敵を倒したと思っていた私の前に立ちはだかるのは、
左肩に高野豆腐を、右の肩には冷しゃぶを乗せた男。
あの時居酒屋で出会ったあいつだった…。

(もじゃ)
貴様、よくも私の前にいけしゃーしゃーと。貸した金のこと忘れてないんだろうな?あの金は、大切な父の形見の家を売って作った金やったんやぞ!

(キノ)
僕は我慢できず 気づいた瞬間には相手に掴みかかっていた。
何を叫んだのか覚えていない…
ただ、掴みかかりながら、何ともいえない感情と涙がこみ上げてきた。

(AICO)
「ここまで本当に色々あった・・」 夢中で掴んだ手の力も緩まり、さめざめと流した涙も乾くとようやく呼吸が落ち着くのを感じた。
そしてふと肩に目をやると、そこには豆腐とジンギスカンが、、

(のま)
豆腐「遅かったな」
ジンギスカン「お前のこと、待ってたんだぜ」
なんと、2人が先に俺の前に立っていたのだ。
「なっ!?…ど、どうして…!?」
俺は目の前が真っ暗になり、膝から崩れ落ちた。 気づくとベッドの中にいた。 「なんだ、夢か」 「…ねぇ、待ってよ」

Fin

居酒屋という監獄、途中から枝豆に追われる展開w

これ…

肩についてなくても良かったんじゃねぇ?

途中、逃げに回った参加者は「必殺技」合戦を繰り広げる…

居酒屋の「あいつ」はまさかの同類!

しかも助言してくれる人だったのに、借金取りのような設定にw

最後は夢オチ…からのホラー展開!

豆腐とジンギスカンがトラウマになりそうですw

参加者の感想

ギリいけるおっさん

(もじゃ)
ある昼下がりの夏。セーラー服姿の女性が噴水の近くに座っていた。彼女の顔には年にに使わない厚塗りの化粧。そして目の下には少しのクマがあった。さんさんと照りつける太陽の下、不思議と彼女には話しかけたくなる魅力があった。

(キノ)
ぼくは少し悩んだんだけど、思い切って声をかけてみることにした。
おずおずと声をかけると、大きなつばの帽子を被ったその人はこちらを見ていった

(AICO)
「あら、久しぶりですね!お元気ですか?」
女性は大きな帽子をスッととり、笑顔を見せてくれた。勇気を出してよかった。
そしてぼくは続けてこういった。

(のま)
「ええ、お陰様で…あなたも変わらずお綺麗ですね。」
恥ずかしながら声が若干震えていた。私はキラキラと輝く太陽のような彼女と、これから幸せな日々を送ろうと心に誓った。
そう、例えギリギリいけると言われたおじさんであっても

(すけ)
私はギリのおっさん
それ以上でもそれ以下でもない。
だが、私は今日ここで生まれ変わる。
ギリギリと言われた、窓際おっさんにできることと言えばあれしかないだろう。

(マーシー)
そう、ギリいけるおっさんとしてアレならできると自分を鼓舞する。
窓際おっさん、いや、わたしはギリ開けるおっさんだ。
ギリいけないおっさんは、捨てたんだ!!
わたしはギリいける!さぁ!
行くぞ!
そうして大きく息を吸い込んだ。

(ジョニー)
吸い込んだ息を1分かけて吐く。
落ち着いたところで、いつものコーヒーを入れた。
そのとき電話がなった。

(おくま)
電話の相手はお母さんだった、どうやら帰り道に買ってきてほしいものがあるみたいだ、
買ってきてほしいものを
買うために向かった先は

(黒ヤギ)
イオンだった。
ギリ行けるおじさんはお母さんのためにギリギリケンタッキーへ向かった。
時間は夜の8時。
おじさんはつぶやく
「今日もギリ行けた」

(もじゃ)
そこは今まで見たこともないような華やかさ。感動した私はにぎりしめた五百円をコインに変えた。さあ、始めよう、競馬ゲームを

(キノ)
私はあまりギャンブルもゲームもしない方だからやらないだろうと思っていたが、目の前に広がる世界はほんとに別世界のようだ。
そして決めた、変えたコインを全てかけるとこにした
もちろん狙った馬の名前は「ワキ汗シロクマ」だ…

(AICO)
これまでギャンブルには縁がない私だったが、なぜか名前を聞いた時からピンときていた。 「ギリいける」のではないかと・・!
全コインを掛けた「ワキ汗シロクマ」は狙い通り1着でゴール。私は大量のコインをゲットした。

(のま)
やった…!ついに、ついにやったぞ…!!
私は喜びを噛み締めるように両手を強く胸元で握りしめた。
「おめでとう、おめでとう」
気づけば周りの人々が私に盛大な拍手を送っていた。
私の視界は涙で霞んでいた。
〜fin〜

(すけ)
私は涙を拭いて、また進む
ギリギリでいつも生きていたから
私は今日も歩みを止めない。
もう、ただのおっさんには戻れない…
この喜び、ギリだからこそ…
そうだ、明日からはあれを始めよう!
そう、私の好きだった

(マーシー)
あのギリギリのやつを
明日からやる…。
それには勇気がいる。
ギリギリいけるおっさん
私が自分でそう言い出したのではない。
明日、明日が終わるギリギリに
出来るギリギリを…!
これが最後だ…!

(ジョニー)
ギリギリいけるおっさんならギリギリいけなきゃだめだろう!
自分に何度も言い聞かせて ひたすら走る。
ゴールまでは遠いがギリギリだろう

(おくま)
ギリギリ間に合わせる!
これだけは譲れない!
間に合え!!
ん?なんだあれは? 人混みが出来ている。。
どうする?ゴールは直ぐそこだ。

(黒ヤギ)
「そしておじさんは人々の前から姿を消しました」
本を閉じた白髪のおじいさんは孫娘に優しく語りかけました
「えー!おじそんの続きが知りたい!!!」
孫娘の要望に困り顔のおじいさんは頭をかきながら
「しょうがない、それじゃあギリ行けなかったおばさんの話をしようかね」
本をめくるおじいさんのその指にはギリ指輪が入っていました…

Fin

恋物語っぽさが一瞬で消される

ギリいけるなのかギリギリな人なのか、皆の解釈に違いがw

初期に出てきた女性は結局謎のままに。

ってか女性を前にして、息吐いてコーヒー淹れて買い物行くってどんな状況?!

そして、お母さんのおつかい無視してイオンのゲーセンで遊ぶ…人間失格とはこのことw

最後はみな「ギリ」ワード使いまくって責任回避。

おじいさんの思い出話だったというオチですが、「ギリ行けなかったおばさん」が気になるので、責任取ってくださいw

参加者の感想

じゃれ本あとがき

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歓喜と狂気の間、夜中にも関わらずじゃれ本に付き合ってもらって感謝です。

今回、外国居住の方にも参加頂いており

「国や文化、その垣根を越えて、一つの作品創作を楽しめる、それがじゃれ本なんだ」

by すけさん

と思いました。

メノクマ
メノクマ

めっちゃええこと言うやん!名言が偉人級やわ

熊五郎
熊五郎

確かに異人やな!言うても全員日本人やけどな

世界中、どこにいても「繋がる」良い時代だからこそできた遊び。

オンラインで楽しめる「じゃれ本」は、リアルでも楽しいのでぜひ、遊んでみてください。

<<じゃれ本の購入はこちら

※今回、参加頂いた勇者達(敬称略)

黒ヤギ(@kym861)|もじゃひつじ(@mojahitsuji1)
kinolife|(@kinolife3)|おくま(@OKUMABLOG)
AICO(@1119ocia)|黒ヤギさん(@kym861)
マーシー(@maashii_blog)|けい(@himarin_mi)
のま(@K0Vwf)|ジョニーサンダース(@johnnythundersz)

またやろうぜじゃれ本!

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