カメラが趣味・仕事な人は、様々な撮影シーンに応じて、カメラを使い分けする方も多いはず。
撮影に行けば、2台のカメラを使って撮影する状況になることもあります。そんな時、2台のカメラをネックストラップでぶら下げるのは、カメラ同士がぶつかるなど、リスクも高いでしょう。
とは言え、1台をバックにしまっておくと、すぐに撮影できず手間が掛かります。
そんな方に、ピークデザイン(Peak Design)のアンカーリンクス・キャプチャーという選択肢がオススメです。
結論から言えば、揃えてしまえば快適な撮影環境に劇的に変化します。
今回は、ピークデザインのシステムを導入するメリットとデメリットを簡単に解説してみました。
ピークデザインとは?
ピークデザインとは、2011年に資金募集をして設立された、まだ新しいカメラガジェットメーカーです。
カメラに知識がある人には有名なメーカーで、設立から日が浅いにも関わらず、高いブランド力を築くことに成功しています。
ピークデザインでは、リュックやネックストラップなど、幅広いカメラガジェットのラインナップがあるが、特に有名なのは今回紹介する「アンカーリンクス」です。
このシステムは本当に優秀で、導入すれば様々なシーンで大いに役立ちます。
それでは次に、このアンカーリンクスを導入するメリットについて解説していきます。
アンカーリンクス導入のメリット
では実際に、ピークデザインのアンカーリンクスを導入するメリットを紹介します。
アンカーリンクスは、ワンタッチでネックストラップの着脱が可能になるメリットがあり、三脚撮影などストラップが不要なシーンですぐ取り外しが可能です。
三脚撮影時にネックストラップが装着されたままだと、引っ掛けたりして思わぬ事故が起こる場合もあり、できれば外しておきたいところ。
しかし、カメラストラップの着脱は意外と面倒で、三脚にセットする度にストラップを外す人はいないでしょう。
アンカーリンクスはそんな手間なく、あらかじめ好きなストラップ・カメラにセットしておくだけ。
後は自在に着脱ができるので、必要に応じてストラップを使い分けることもできます。
キャプチャーを使えばさらに快適
上述のアンカーリンクスで、ストラップを自在に変えることができます。
このアクセサリーと同時に使いたいのは、ピークデザインのキャプチャーとプレートです。
プレートとは、カメラの三脚穴に取り付けできる、アルカスイス互換のプレートで、アルカスイス対応の三脚に簡単に取り付けできるようになります。
同じく、ピークデザインのキャプチャーを使うと、リュックやベルトにホルスターを取り付けておくことで、プレート(カメラ)をワンタッチ取り付けできます。
装着・脱着もとても簡単でストレスなく、ミラーレスであれば必要なときに片手で取り出しできるのでオススメです。
また、ベルト以外にもリュックにも取り付けが可能で、普段ベルトをしない人にも使えます。
プレートにアンカーリンクスを取り付けできるため、ネックストラップ使用時のカメラの向きを変えることができます。
地味なんですが、意外とレンズが下向きになると、大きなレンズを使っていても邪魔になりません。
※2020年9月現在、プレートとキャプチャーのセットより、単品購入の方が何故か安いので、単品購入がおススメです。
キャプチャー導入のデメリット
ピークデザインのキャプチャーを導入すれば、コンパクトなカメラをバックに入れることなく、使いたい時にすぐ使用できます。
しかし、キャプチャーを導入することで、少しだけ不便なこともあります。
キャプチャー導入のデメリット
- 床に安定して置けない
- カメラの別付けグリップなどの制限
- ピークデザインで統一する必要がある
以上のようなデメリットがあります。
まず、アルカスイスプレートを常に装着している状態となるため、三脚をアルカスイスで統一すれば、装着時にはとても便利です。
しかし、アルカスイスプレートを必要としない場合にも、常に取り付けしている状態なので、床に置くとバランスが悪くなります。
ローアングル撮影などで床置き撮影する際には、カメラの重量によっては傾いてしまうため注意が必要です。
また、カメラの別オプションなどで、外付けグリップを付ける場合、そのグリップが三脚穴を必要とするタイプもあります。
ピークデザインのまとめ
キャプチャーのアルカスイス互換は本当に便利で、もし三脚が別規格であっても、別売のアルカスイスクランプを購入すれば、ピークデザインにシステムを統一できます。
これらを統一することで、三脚への取り付けも容易にでき、ホルスターを組み合わせれば、より快適な撮影環境になります。
一度揃えれば長く使えるので、一度検討してみると良いでしょう。
コメント