【ポートレートレンズ】タムロンの「SP 85mm F/1.8 Di VC USD」レビュー【作例あり】

カメラ
OLYMPUS DIGITAL CAMERA

あれ?何かほぼ毎月のようにレンズを買っているような…

OLYMPUSのカメラ買ってから、OLYMPUSの単焦点レンズばかり買っていましたが、一応私がよく「ここぞっ」て時に使うのはNikonのD7500。

(どちらもメイン機です。)

そういえば、Nikonのレンズは最近買ってねぇなってなったので、こちらにも単焦点レンズを購入することを決意します。

広角域の単焦点はOLYMPUSに任せると決めたので、中望遠の単焦点レンズで良いのあるかなーっと思っていると、こいつを衝動買いしてしまった…

圧倒的存在感

今回はタムロンの【SP 85mm F/1.8 Di VC USD (Model F016)】をレビューしていきます。

SP 85mm F/1.8 Di VC USD (Model F016)

今回買ったレンズの詳細を簡単に紹介します。

スペック

中身はシンプル

フィルター径は大口径の67mmです。

なんと、OLYMPUSのシグマ56mmF1.4と同じ径で驚きましたが、シグマがデカいんだよな…w

重さは公称値660gと単焦点レンズとしては重い方ですが、一眼レフで使う分にはバランスが取れて重さが気になりません。

(フルサイズ対応レンズ)

簡易防滴構造で85mmF1.8のレンズとして初の「手ブレ補正」機能付きとなります。

※2016年1月現在のタムロン調べによる

私がこのレンズを選んだ理由もこの手ブレ補正があるからで、Nikon純正の85mmF1.8単焦点レンズは価格もタムロンと比較し安価ですが、手ブレ補正は付いていません。

私の場合はAPS-Cのカメラを使用するので、焦点距離は127.5mm相当になります。(1.5倍計算)

これだと、ボディ内手ブレ補正のないD7500で手持ち撮影する場合は、シャッタースピードをかなり遅くしなければなりません。

このレンズは3.5段分の手ブレ補正がきくので、この焦点距離ではとても重宝します。

(純正の倍くらいの重さになるが…)

ちなみにこのレンズには「Canon用」「SONY用」があるので、対応マウントには注意が必要だ。

外観

んー立派!

そしてシンプルですねー

スイッチ類は手ブレ補正・AF/MF切り替えスイッチがあるだけ。

フォーカスリングは幅広く、個人的には操作しやすいです。

重量も重いとは言え、普段使っているF2.8通しレンズとさほど変わらない印象。

(ズームできないけど…)

左【キットレンズ】右【タムロンレンズ】

D7500のキットレンズと比較するとこんな感じ。

キットレンズは35mm換算で210mmの望遠が可能ですが、サイズはほぼ同等です。

やはり径もタムロンの方が大きいので、存在感を演出するには最高ですね!

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

ちなみにレンズ径は67mmなので、お馴染みのKenkoレンズフィルターの安いやつを、併せて買いました。

前玉の様子
マウント部の様子

このレンズだけで、OLYMPUSのカメラセットより重い…

付属のレンズフードを付けてみた

まぁ予想通り、付属のレンズフードも大型なんですよ!

付けてるだけでカッコいいですね。

買ったのに全然読めてない「メモの魔力」との比較もしました。

サイズは本の方がデカイですが、魔力はレンズの方が強いみたいです…

装着例

実際にD7500に装着してみると、めっちゃカッコいい!

このフォルム、まさに「カメラ」と言えますw

重すぎる…

しかし、カメラとレンズを合わせると、重量は約1.4kgと重い!

片腕もげそうになります…

重い分、思い出もくっきりキレイに残せることを期待しよう…w

撮影【作例】

実際に撮影してみたので、撮影写真を掲載していきます。

(今回は撮って出しJPEG)

撮影してみて思ったのは…「AFめっちゃ早えぇえ!」でした。

というのも、今Nikonの持っているレンズは撒き餌か古いレンズばかりで、AFってこんなもんだとばかり思ってましたが、このレンズは2016年発売とまだ新しいレンズ。

素早く被写体を捉えてくれるので、私の技術力を底上げしてくれます。

めちゃくちゃ楽しいときに遊びから帰る時間になって、渋々帰る娘です。

85mmのフルサイズレンズをAPS-Cで使用すると、ここまで望遠に写ります。

(そしてボケるw)

とても圧縮効果が効いていて、遠くの人が近くに見えるように写ります。

圧縮効果を効かせると、より被写体の存在感が増すように写せますね!

夕方に自転車遊びしているところを撮りました!

ピントが合ったときのカリッと感が半端ない…

描写力もとても高く、若干雨が降ったときに撮影した写真ですが、雨粒までキレイに写せています。

もちろん、ポートレート以外の写真でも、その表現力の高さが十分に活かせます。

カメラ始めて、花を撮りたくなったのは初めてですw

被写界深度が浅いため、ピントが合う範囲が狭く、解放で撮る場合は難しいレンズでもあります。

くっきり柴犬。(ちょっとだけトリミング)

重いけど、持ち歩くだけの価値は十分ありますね。

まとめ

今まで単焦点レンズは広角を好んで使っていましたが、今回は中望遠となる85mm(127.5mm)のレンズの魅力を知りました!

ズームレンズより描写力が高く、1つの焦点距離の制限はありますが、大三元レンズでは表現できない描写力を得られます。

正直、今まで買ったレンズの中で、一番買って良かったと思えるレンズの1つとなり大満足です。

価格はちょっと高いですが、フルサイズ・APS-Cのどちらでも使えるレンズとして、1本持ってて損はないと思います!

(購入時はマウントの種類に注意です!)

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