Nikonの特徴とメリットやデメリット

nikoncamera カメラ

私をカメラ沼へ落とし込み、いずれ破産へと追い込むであろうNikonについて語ります。

そもそも私がカメラにハマったのは、Nikonのアドバンストカメラ、Nikon J5というカメラを買ったのが運の尽き。

そこから一眼レフやらミラーレスやら、様々なカメラやレンズに興味が湧きます。

(今ではフィルムカメラも…)

Nikon J5は1型センサーを搭載した、レンズ交換式カメラで、フルサイズ35mm換算で2.7倍という焦点域になるカメラ。

既に手放してしまってますが、今思えばマウントアダプターで、超望遠を楽しむのも良かったかもしれません。

今ではスマホにも搭載されている1型センサーですが、やはりミラーレスカメラだけあってレンズ設計に余裕があり、スマホで撮るよりとてもキレイな写真が撮れます。

最近ではスマホカメラも侮れないレベルの写真が撮れますが、写真を撮ること自体を楽しむにも、カメラを買う理由があります。

Nikonの特徴

やらしいアングル

Nikonは1917年に「日本光学工業」として誕生した、古くからあるカメラメーカーです。

ちなみに、日本で主に販売されている、カメラの代表的なメーカーは下記の通りとなります。

・Nikon
・Canon
・SONY
・PENTAX(リコーイメージング)
・FUJIFILM
・Panasonic
・OLYMPUS

上記の7社のカメラが日本では広く流通しています。

※OLYMPUSは2020年9月末に、カメラ事業を手放すことを決定したので、厳密にはカメラメーカーではなくなります。

Nikonの特徴は創業以来、レンズやカメラの事業ほぼ一筋で、現代まで発展した企業で、1959年に設計されたFマウントは、今も新製品が発売されています。

ただ、Nikonは「商売が下手」と言われており、ユーザーのニーズや先進機能など、慎重に進めてきた結果、他社に少し出遅れることもあります。

(ミラーレスへの本格参入も2018年と出遅れが…)

しかし「カメラの性能勝負」なNikonは、今でもデジタル一眼レフ、コンパクトデジタルカメラのシェア2位(※1)の座を保っています。

※1.BCN AWARDの2019年集計BCNランキングによる。

Nikonを選ぶメリット

Nikonの恥ずかしい写真

カメラを趣味や仕事で始める場合、特にレンズ交換式カメラの場合は製造メーカー選びも重要になります。

直感的に好きなカメラで選ぶなら、どのメーカーを選んでも良いですが、レンズの種類や金銭面にも影響するので、コストも重視するのであれば知識だけでも知っておく方が望ましいです。

カメラメーカーを選ぶ際、Nikonを選ぶメリットは、やはり古くから変わらない「Fマウントレンズ」の種類の豊富さです。

Nikonがミラーレスカメラに本格参入した、新マウントである「Zマウント」にはFマウントレンズは使えません。

しかし、同時に発売された「FTZマウントアダプター(※2)」を使えば、豊富なラインナップを誇る、Fマウントのレンズを使うことも可能です。

※2.ZマウントにFマウントのレンズを取り付けて動作させるためのアダプターのこと。

古くから同じマウントであるFマウントのメリットは、古い設計のレンズなら安く手に入れることができます。

例えば、同じFマウントレンズで、新旧の製品価格を比較してみましょう。

新型(2015年発売)→AF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8E ED VR  最安値24万円

旧型(2008年発売)→AF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8G ED 最安値15万円

このように、新製品との新品最安値の価格差は7万円ほどになり、旧型を選ぶ選択肢があると、資金面にあった製品を選ぶこともできます。

また、Nikonは純正メーカー以外に、サードパーティー製(他社メーカー)のレンズも多くあります。

有名なレンズメーカーと言えば、TAMRON(タムロン)やSIGMA(シグマ)があり、純正レンズより安価で購入することが可能です。

また、サードパーティー製レンズが選べることだけでなく、これらのレンズも古いタイプのレンズがあり、現行品と比較し格安で手に入ります。

それぞれの製品は、約10年ほどの差がありますが、新製品との価格差は約3倍近くになります。

旧製品はAF速度・精度や描写力において、やや新製品とは見劣りしますが、今でも人気が高くコスパの良いレンズであることに違いありません。

Nikonを選ぶデメリット

でも、それがNikonらしくて良いんだよ

Nikonには古い歴史があることから、製品の新旧から予算に見合ったカメラ・レンズを選びやすいメリットがありました。

しかし、Nikonは他社メーカーと比較して、新製品のカメラやレンズが割高な傾向があります。

他のカメラメーカーの多くは、カメラ事業以外にも展開しており、主力となる事業はカメラ以外なことがほとんど。

Nikonはカメラ製造や映像事業が売り上げの50%を占める主力事業なため、大胆な値引きができないと考えられます。

そのため、全て新製品で揃える場合は、他のメーカーと比較して割高になることが多いです。

ただし、逆に言えば値下がりしにくいことは、価値を落としにくいとも捉えられます。

現にNikon純正レンズやカメラは、中古や旧製品であっても、大幅なプライスダウンにはならず、長く製品を使うメリットは高いでしょう。

新製品に乗り換えの際も、手持ちのNikon製品の下取り価格は、それなりの値段が付くかもしれません。

Nikonの特徴やメリット・デメリットまとめ

好きなもん買え

Nikonはハッキリ言えば、ミラーレスより一眼レフがオススメで、ミラーレスで言えば正直なところ、競合他社に劣ります。

Zシリーズの純正レンズが少ないことも加え、価格も新製品がほとんどとなり割高です。

FTZマウントアダプターで、安価に買えるFマウントレンズが使えるメリットがありますが、若干のコンパクトさは失われ、機能の全てを発揮することもできない。

元々、Fマウントユーザーの人が買い足しで購入するのは良いですが、新規ユーザーの人には、メリットは高くないでしょう。

ただ一眼レフ機は完成度も高く、Nikonのレフ機を選ぶメリットは高い。

私が所有しているD750は約6年落ちの製品にも関わらず、現行品と遜色のないスペックであると思います。

レフ機で旧製品に抵抗のない方は、Nikonを選ぶメリットは大いにあるので参考にしてください。

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